上級科第1回 Ⅱ

羊の出産が始まる冬季から春にかけては羊乳チーズの旬です。
籠に入っている羊のお人形は オーストラリアのメリノウールでできています。
可愛いでしょ! 羊年の娘のお部屋に飾ってあったのをちょと借りました(笑)

羊乳チーズの歴史は古く、チーズが発祥した当時使われたミルクは
羊乳か山羊乳だったと推定されます。
羊や山羊は乾燥した気候、険しい山岳地帯、牧草が豊かでない土地ても生きていけるからです。

また、乳質は水分が牛乳に比べて少なく、固形分が多いので歩留まりが良くチーズ製造に向いています。
たんぱく質や脂肪分も豊富にあり、チーズはコクのある旨味の強い味わいとなります。

ブロッチュ
産地:フランス・コルシカ島
特徴:春の時期しか作られない貴重なフレッシュタイプのホエーチーズです。
    見た目も食感もお豆腐みたい。ミルクの甘味が口の中に広がります。
    今日は、栗のハチミツをかけてみましたが、高級なデザートに変身!
    オリーブ油とブラックペッパーを振りかけたものも試食しましたがこれも絶品!
    甲乙つけ難い美味しさです。

ハロミ 又は ハロウミ
産地:キプロス
特徴:何といっても食感です。キュッキュッという歯ごたえは蒲鉾みたいです。
   少し塩分が強くて後味にハーブの香りがするのは、ハーブを生地に混ぜ込んで
   いるから。パスタフィラータ製法で作られています。
 

このチーズは加熱しても溶けないので焼いてみましたが、焼いた方が香りも良く
より美味しく感じます。「フレンチトーストみたいな香りがする」とは生徒さんの感想。

ブルー・デ・バスク
産地:フランス・バスク地方
特徴:羊乳のコクと青カビのバランスが素晴らしいチーズです。
    羊乳の青カビチーズといえばロックフォールですが、ブルーデバスクは塩分も控えめで
    山の素朴なブルーチーズという風情で、こちらの方に魅かれます。

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