研究科第4回は ブラインドテイスティング
チーズの風味を決定する色々な要因を考えながら、目の前にあるチーズの違いを探ってもらいました。

左ブリドムランAOPと右ブリアサヴァラン・アフィネIGP
熟成期間以外で考えると 乳脂肪分の違いが明らかですね。

左トムデボージュAOPと右トメットドシェーブルボージュ
産地は同じサヴォア地方ですが、これは乳種の違い。
生地の色や香りで牛乳と山羊乳の違いを判断しますが、今回のトメットドシェーブルボージュが
全くゴーティーフレーヴァ―がなく、生徒さんたちは判断に困ったようです。
チーズガイ工房のグリルチーズ
いわゆるハロウミチーズに代表されるチーズの特徴と製法を問ています。
このチーズのユニークな点は乳酸発酵ではなくレンネットだけで凝乳していること。
そのために チーズの溶解点(温度)が高く加熱しても溶けないという特徴があります。
また、パスタフィラータ製法のため、生地が鶏のささみのように仕上がります。
チーズガイ工房のグリルチーズは塩分を控えめにしているため使い勝手がよく
色々なお料理に使える優れものです。
この他、写真を撮り忘れたのですがあと2組のブラインドテイスティングがありました。

モンテス・アルファ・ピノノワールとカベルネソーヴィニヨン
ワインもブラインドテイスティング
チリを代表するワイナリー モンテス・アルファ
カベルネの熟成感がとても際立っていました。コストパフォーマンスに優れたワインですね。

チーズと林檎とセロリのサラダ・ミントドレッシング
ベランダで育てているミントの勢いが凄くて
たくさん摘んでドレッシングにしたら爽やかで美味しい!
今回もディスカッション形式で行ったブラインドテイスティング
とても刺激的で知的好奇心を高める良い機会となったようです。